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ペース配分は、試走のタイムを基準に決めた。
試走では4kmx6を15,13,14,14,14,10分だった。計80分。
クリアしたい目標タイムは75分。
なので、最後を除く5区間を、各マイナス1分で走ればいいのです。
14,12,13,13,13,10 = 75分! 分かりやすくていいね。
あとは、ケイデンスを上げずに、ぐいーぐいーと踏んでいく。
ケイデンスを上げると心肺が先に逝ってしまうので。空気も薄いのでハッツハッツハッになってしまうのは避けたい。
で、本番。
前半の4kmx2、脚は元気。力強く踏めている。250W以上の頻度も高い。幸い気温が低めで、暑さも感じず、余裕あり。立ち漕ぎは5分から10分に一回、30回転を入れてリフレッシュ。以降もほぼ同様。勾配との絡みはあまり気にせず、機械的に挿入する感じで。タイムは 13:20, 11:30で1分の貯金。
8-12km、けっこうアウターを使ったと思う。まだまだいけそう。 12:10でまた貯金。
ここまで心拍は170切るくらいで余裕。このあたりで、好タイム(75分切り)を確信した。あとは後半、どこまで持ってくれるか・・・。
12-16km、踏めている感覚は悪くないのに、パワー値がぐっと下がってきた。200W以下の表示が目立つ。もうあと残り半分、勾配もキツくなく、むしろここから上げていきたいのに、100W台に停留しがち。また今年もここが鬼門か。距離も長く感じた。幸い、周りにいいペースの選手や集団がいてくれて、ドラフィティングさせてもらえた。楽させてもらった一方で、闘志は弱まってしまったかもしれない。ギリギリを刻むペースではなくなっていた。あれでよかったのか・・・。難しい。
去年のような風はなかったけれど、太鼓の大沢駐車場までが遠く感じたなあ・・・。
タイムは12:42、案の定、余裕がなくなってきた。
大沢駐車場から奥庭までは、試走のときに2回追試しておいたので、ぐいぐい伸ばすところと耐えるところは上手くこなせた。「山岳スプリント区間」に翻弄されてはダメ。あの1kmの設定はめちゃくちゃだ。
16-20kmは12:42、13分アンダーをなんとか維持。
短い急坂を無事クリアして、いよいよ平坦区間。ガスってきて小雨が降り始める。ここではやみくもに上げずに本日の最大ギアの52x15で息が切れないペースを維持。同じくらいのタイムの選手たち10名以上が高速で追いついてきて入り乱れる感じになり、前後しながら進む。こういうの慣れてない自分、左に追いやられて、行き場がなくなりちょっと慌ててしまった。
かなりの人数のまま、ゴール目指して霧の中を突進。呼気の際に「ウーっ!ウーっ!」とうめき声が出てしまう。騒がしくてゴメンナサイでした、周りの方。キツくてツラい最後の急勾配、今年はいつの間にか過ぎてしまっていた。ぐにゃりと左にコースが曲がって、あれあれ?という間に、ゴールの横断幕が。
ゴールでは、わざと前の選手と間を空けて、右手を振り上げてガッツポーズで。アナウンスで「ガッツポーズが見られました〜」と言ってもらえて嬉しかった(^^;;)。なんたって「思わずガッツポーズをする人、の代表」ですから。
応援にきてくれているかみさんの姿を見つけられず。そのままスローダウンしていつもの売店近くまで走り続けて自転車を停止。めろんぱんの売店から電話して(ソフトバンク今年はよく通じました!)かみさんと合流。その後、第7スタートの長男を迎えて、富士山めろんぱんで乾杯!
最後の区間は11:34、計画の10分を大きくオーバー。これで貯金が飛んでいってしまいました。試走では3.7km、本番では4.4km、スタート地点の差分?を計算してなかったのが敗因(>_<)。
それでもタイムは手元のたまごっちで1時間13分55秒、ほんの少しだけど、また縮めることができました。
今回のレース、出しきり感は、、、95%ぐらいかな?全体のできばえは上出来。張り切りすぎず、萎縮せず、今の自分にできることを、レース本番だけでなく事前準備も含めて、自然に出し切れました。満足です。
そして、毎度つき合ってくれるかみさんに感謝。
以上、当日(2012/06/03)帰宅直後のメモ。でした(^^)/
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