中華パワーメータの電池の話、CR2032の特性をググってみましたら、最初の数時間でカクンと2.9V程度まで落ちるのは普通らしいです。そのあとじわーーっと下がって、最後にガクンと落ちるそうです。
昨日のブログで「ちょい待て!電池の減り早い?!」とアセったのは早とちりかも。
今朝も1時間ほどローラーしましたが、まだ電池は持っています。今朝は「Low battery」の表示も出ませんでした。お騒がせしました。
ではあの「Low battery」の表示はなんだったのか?という疑問を抱えつつ、とにかく電池切れで動作しなくなるまで、継続して使っていくことにします。
再び、パワー値の精度に関して。

中華パワーメータ「X-POWER」とPowerTapが出してきたパワー値があまりに近いので、まさか、ペアリングをミスって同じものに繋いでいたのでは?と不安にもなりました。
昨日・今日は念入りに確認!

上:X-POWER、下:PowerTap(Pro+)
昨日の朝のローラーでの同時計測比較です。パワー・ケイデンス・心拍。
心拍だけは共通の心拍計(MioLink)と接続。ケイデンスはそれぞれのパワー計からの信号。
やはりパワー値は非常に近いです。
ケイデンスは、中華の方が安定していて、PowerTapは軽負荷・高回転で暴れてます。PowerTapのケイデンスは以前からこういう傾向です。(ペダリングの脈動がはっきりしないとき、誤認識して、値が上側に振れる。)
中華は片足しか見てないため、誤認識しにくいのでしょう。
心拍グラフは、細部まで完全に同じですね。当然ながら。

上:X-POWER、下:PowerTap(Pro+)10秒平均
同じデータを10秒平均で見たもの。この一致度なら、私にとっては全く問題ないです。たいしたもの。


上:X-POWER、下:PowerTap(SL+)
こちらは今朝のローラーです。私の2台目のPowerTap(SL+)との同時計測比較です。パワーのみ。
縦軸スケールが大きくなっているので、値のバタつき幅が中華の方が大きいのがわかります。

上:X-POWER、下:PowerTap(SL+)10秒平均
10秒平均で、パワー値の一致度をじーーーっと見ると、中華がわずかに低めか?数Wほどのズレがある感じ。PowerTapのPro+とSL+とにズレがある可能性がありますね。


上:PowerCal、下:PowerTap(Pro+)
最後に(せっかくですので)PowerCalとの同時計測比較も紹介します。これは昨日朝のローラーのデータです。(途中でPowerCalが心拍を拾い損ねて、止まりかかるというアクシデントがありましたが、なんとか完走。)
わざと終盤で10秒ダッシュをかけてます。意地悪ってわけではないですが、PowerCalではこの手のワークは検出できません。一方で、L2,L3程度での上げ下げであれば、のんびりとそれっぽい値を出していて健気ですね。
以上、まだローラーでの計測だけで、実走で試してはいませんが、X-POWER (中華パワーメータ)を入手して、あれこれ遊んでみた結果をご紹介しました。
私個人としては、面白い買い物ができたと思います。
また、以前は直接セラーとメールでやりとりしなくてはならず大変でしたが、今回、中国からの通販がずいぶんと手軽になっているのに驚きました。
とはいえ、もし入手してみようと思われる方いらっしゃったら、あくまでも自己責任で!
ロットが変われば、品質も変わる、とかは普通にありそうです。